甲府市議会は、建設経済委員会を開き、「甲府駅南口周辺地域修景計画」や「賑わいのある市場づくり施設事業」について協議をした。
市担当者はプロジェクターを使用し、甲府駅内で整備を進める障害者乗降場シェルター、信玄公像広場、公衆用トイレ、大屋根、シェルター、ケヤキ植栽、横断防止施設、総合案内所などを説明。
来年度以降は、順次関係施設の詳細設計を進め、「西側工区から中央工区、東側工区へと段階的に整備する」と続けた。
また一般車ロータリーの半地下へ整備する甲府市管理の駐輪場(900台可)の詳細を明かしたほか、2017年4月の全面供用開始を目標とすることも確認した。
一方、市場づくり施設について市担当者は、市場用地の有効活用を図るため「国道20号バイパス沿いにある立地を活かし、一般消費者や観光客に対し食の魅力を発信する」と説明した。
飯島議員は「新しい施設が整備されると古い管理棟(築40年)が残る。市場入り口の駐車場部分の活用を検討してはどうか」と意見を述べた。
【写真=2事業について協議した】