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栃木県壬生町

パーキングエリアの周辺開発を計画、栃木都市計画センターで基本計画進む

1999/07/30 栃木建設新聞

 壬生町は、北関東自動車道休憩施設周辺開発整備事業として、町内に日本道路公団(JH)が設置予定のパーキングエリア(PA)の周辺開発を計画している。今後、北関道の全線開通時に照準を合わせて計画を詰めるとしながら、来秋に全国都市緑化フェアの会場となる、とちぎわんぱく公園(国谷地内、三七・二ha)ともリンクさせた、健康増進や地場産品販売などの施設整備を予定している。既に、基本計画策定を(株)栃木都市計画センター(宇都宮市下戸祭二-一六-五)に五百四十万円で委託した。

 町内では、とちぎわんぱく公園及び北関道優先区間(都賀ジャンクション~上三川インターチェンジ)が来秋のフェア開催に向け、どちらも順調に工事が進んでいる。また、北関道のIC及びPAはわんぱく公園南側付近に設置される予定となっており、これらを視野に入れた振興策を打ち出すには絶好の機会。

 庁内では既に、商工、農務、福祉などの各課で構成する委員会を立ち上げ、具体的な検討を重ねている。今のところ、健康増進やかんぴょうなどの地場産品を生かした施設整備などを検討しているという。

 加えて、PAとわんぱく公園を一体的に利用するハイウエーオアシス構想も目指す考え。同構想は、北関道利用者が高速を降りずにPAに車を駐車。徒歩や自転車などで、わんぱく公園やおもちゃ博物館などの周辺施設に遊びに行くことができるというもの。



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