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工夫に注目、新技術説明会開く

2015/01/24 新潟建設新聞

 県内の建設関連企業が開発した新技術の情報提供と普及を図る「Made in 新潟 新技術(土木・建築)」説明会が22日、中越会場の長岡市立劇場で開催された。

 120人が参加した会場では、13企業が20分の持ち時間で、独自に開発した技術をアピール。新素材による排水溝の修繕工法や強度を高めた水圧対応式RC推進管の特徴、品質安定に工夫したソイルセメントの施工例等を説明した。

 この中で、㈱ニーズインターナショナルが開発した「木床・金属床・化学系床材の滑り防止コーティング工法」を紹介した販売協力店の住まいの床ドクターは、スキッドレスシリーズとしてメードイン新潟に登録した工法の実例を報告。

 「普通の塗装工事の工程とほぼ同じ方法で、コーティング剤を塗布。施工前と比べ、1・98倍の滑りにくさが得られた」と述べ、新発田地域振興局や新潟市水の駅「ビュー福島潟」、そのほか民間施設や特に高齢者施設で採用が多いと語り、聴衆は皆熱心に聞き入っていた。

 説明会は29日、下越会場の県自治会館でも開催が予定される。

【写真=独自開発した技術をアピール】

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