県河川課は、台風22号及び23号による県が管理する道路や河川、砂防等の災害状況をまとめた。
それによると、災害箇所数は22号によるものが12か所、23号が3か所の計15か所。
概算被害額は、22号が1億2610万円で23号が1750万円。
土木事務所別に被害箇所をみると、高崎土木が滝川第2放水路浅間橋付近(高崎市西横手町)の1か所。
渋川土木では、午王頭川の左右岸(榛東村山子田)、吉岡川左岸東光寺上1号(同)、同2号(同)、駒寄川左右岸のJR上越線下(吉岡町漆原)、利根川右岸のひするキャンプ場(子持村上白井)、吾妻川左岸の北群馬橋下(子持村北牧)の6か所。
藤岡土木では、鮎川右岸の金井平(藤岡市下日野)、会場鬼石線不動堂下(鬼石町三波川)、高崎神流秩父線(藤岡市上日野)、会場鬼石線の千の沢橋上(鬼石町三波川)、国道462号(鬼石町保美濃山)の5か所。
富岡土木では、桧沢川左岸(南牧村桧沢)、道場川右岸(南牧村羽沢)、下仁田浅科線(下仁田町南野牧)-の3か所。
これらの災害箇所への国からの現地査定は11月下旬に予定されており、その査定を経て国からの交付額及び復旧工事内容が決定する。