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山梨県富士東部建設事務所

県富士東部建設吉田支所 道志バイパスで用地取得費要望

2015/01/29 山梨建設新聞

 県富士東部建設事務所吉田支所は、新年度当初予算案へ「国道413号道志バイパス」の用地取得費(道志村月夜野、野原、大渡地内)を計上する見通しだ。

 同バイパス事業について本年度は当初の予定通りに測量調査などを委託した。委託先は、▽測量調査(道志村野原)をOMT(都留市下谷3丁目2-3)▽同調査(道志村月夜野)をパイロット測量設計(富士吉田市新西原2丁目26-1)▽同調査(道志村野原地内ほか)用地測量A10万㎡、路線測量、用地調査一式などを第一測量(富士吉田市上吉田3693)-。

これまでに地元との協議を重ね、2012年度にルートが固まったため、昨年度に事業化をした。

 県の公共事業事前評価書では、本年度に用地測量調査と用地取得と計画されているが、用地の確定をしていないため、所得は困難な状況。新年度からの用地取得となることから、道路改良工事の早くても2016年度以降と見られる。

 道志バイパスは、道志村野原から月夜野間で建設されるもの。総延長はL1990m、W6・0(7・5)mで、そのうちトンネルがL1085m、橋梁はL135m程度を想定している。事業期間は2019年度までの7年間とし、総事業費は約59億円。

 同バイパスの整備が計画される国道413号は、富士吉田市上吉田から山中湖村、道志村を経て神奈川県厚木市に至る幹線道路。道志村内唯一の生活道路でもあり、多数の道路防災総点検の要対策箇所、雨量規制区間、また事故も多発していることから、早期のバイパス整備が必要とされている。

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