水戸市はこのほど、大塚町地内に計画している市道上中妻198号線の予備設計に係る指名競争入札を行い、(株)梅屋測量設計事務所(水戸市堀町2160-42)が220万円で落札した。設計期間は100日間。今年度内に予備設計を完了し、引き続き、来年度には境界測量等の丈量測量業務が見込まれている。
市道上中妻198号線は、計画されている大塚町地内で、現道の幅員が狭あいとなっていることから、地元の整備を求める要望も多く、市道として現道を拡幅し改良整備することを計画した。
計画では、JR常磐線北側沿線に、大塚町から国道50号バイパス陸橋を潜り、赤塚方面へ至る路線として、整備延長は650m、幅員は9・5m。片側歩道となり、車道幅員は5・5m、歩道幅員は2・5mとなる。
車道部の横断面は、下層路盤工(RC-40)t35cm、上層路盤工(M-30)t15cm、表層工(再生密粒アスコン)5cmで、歩道部は歩道路盤工(RC-30)t10cm、表層工(再生細粒アスコン)t3cm。
今年度、予備設計を実施するため、このほど指名競争入札を行い、(株)梅屋測量設計事務所が220万円で落札した。工期は100日間を見込み、業務内容は対象地域について、橋脚基礎工(フーチング、基礎杭)影響調査1基と地質調査(路床土CBR試験)5試料を実施し、工事を実施するために必要な設計図、計算書、設計書等の作成を行う。