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県森連が前橋木材共販所開設56周年記念市

2015/03/05 群馬建設新聞

群馬県森林組合連合会(星野已喜雄代表理事会長)は3日、前橋木材共販所開設56周年記念市を開催した。会場となった同連合会会館には、県内の森林組合関係者のほか、来賓として県環境森林部の青木勝部長や林野庁群馬森林管理署の長江恭博署長らが祝意に駆けつけた。

開会後、あいさつに立った星野会長は「1959年に県内初の原木市場として開設して以来、皆さまから温かいご支援を頂いている。ぐんま緑の県民税の導入、木質バイオマス発電事業の本格化、近隣での新たな大型加工工場の新設計画など、素材の流通にも大きな変化が見込まれており、これらに対応してまいりたい」と述べた。

続いて、2015年度上位出荷者の発表があり◇烏川流域森林組合◇吾妻森林組合◇多野東部森林組合◇上野村森林組合◇利根沼田森林組合-が表彰を受けた。

また、本年度高額買受社では◇県産材加工協同組合◇小井土製材◇トーセン◇一場製材◇花咲製材-の5社が表彰された。

来賓祝辞では、青木部長が「前橋共販所は開設以来、木材流通の拠点として大きな役割を果たしてきた。県も引き続き、林業と木材産業の振興に全力を傾注していく」と力を込めた。長江署長も「林野庁では、公共建築物への地域材利用の促進、需要へ迅速に対応する国産材の安定供給体制の構築などを図っていく。民国連携の下でのシステム販売などを通じ、群馬の林業推進に努めてく」と意気込んだ。

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