記事

事業者
埼玉県戸田市

基本設計を今月末/北戸田駅東1の再開発

2004/11/13 埼玉建設新聞

 戸田市の北戸田駅東1街区市街地再開発事業が、19日に都市計画決定告示される見通しとなった。準備組合では基本設計発注に向けた作業を進めており、早ければ今月末にも指名競争入札を実施する運び。

 県都市計画審議会は先月14日に開催。今月10日、同意が市へ伝えられた。基本設計は年度末までに仕上げ、17年度上期の本組合設立・事業計画決定を目指す。

 その後は、同年度中に実施設計作業と権利変換計画作成作業に着手。18年度早期の着工を目指す。竣工・事業完了目標は、20年度に設定している。

 建設地は、新曽2219-3ほかの敷地面積約4600㎡。予定されている施設規模は、SRC造地下1階地上29階建て。延べ床面積3万1400㎡、建築面積3200㎡で、99mの高さ。

 住宅数は210戸で計画しており、1戸当たりの標準規模は約80㎡。駐輪場は1階に430台、駐車場は2・3階部分に210台を確保する方針。また1階には、店舗が入る。地下は機械室。

 概算事業費は67億円。コンサルタントには都市空間研究所(千代田区、電話03-5688-2525)が、事業協力者には戸田建設関東支店(さいたま市、電話048-827-1301)が参画している。住宅デベロッパーは、近鉄不動産首都圏事業本部(中央区、電話03-3271-2481)。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら