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群馬県渋川農村整備センター

水管橋を新設へ/相馬ケ原地区

2004/11/16 群馬建設新聞

 県渋川農村整備センターは、相馬ケ原地区で展開している県営障害防止対策事業の一環として水管橋の新設を計画、今年度から工事に着手する。

 榛名山麓南斜面に広がる同地区は、軍事演習場になっており重車両の駆走等により用水源が枯渇してしまった。

 このため、昭和30年から用水補償工事に取り組んでいる。

 今回の水管橋は、吉岡町上野田地内の滝ノ沢川へ架設するもので、φ400mmの鋼管。

 規模等は、橋長17・30m(支間長16・50m)で、上部工の形式は一端固定・一端自由支持パイプビーム式。また、下部工は、重力式橋台2基を直接基礎で整備し、橋台高はA1(左岸)が2・6m、A2(右岸)が3・3m。設計は、上武測量設計(前橋市朝倉町3-12-6電話027-263-2782)が作成した。

 現在、滝ノ沢川を管理している県河川課へ河川占用許可を申請しており、工事は許可が下りるのをを待って年明けの発注となりそうだ。



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