県高崎土木事務所(西田守所長)は11日、高崎合同庁舎において「平成16年度群馬県公共工事表彰式及び伝達式」を盛大に開催した。
冒頭、知事表彰及び理事表彰の伝達式が行われ、同事務所管内から選出された知事表彰1名、理事表彰3名の監理・主任技術者ひとり一人に西田所長から施工管理賞が授与された。
続いて、堀口三郎副所長から事務所長表彰に関する審査報告が行われた。今回の審査対象箇所は15件で、現地審査により、施工技術や出来形、品質などについて厳正かつ公平に審査した結果、12件を選定したと説明。堀口副所長は「いずれも施工に対する熱意や努力によって完成したものであり、他の模範になるものであります」と絶賛する一方で、「建設技術の進歩と施工技術の高度化が進むが、これらに十分応えられるようさらに技術の研鑽に努めて頂きたい」と期待を込めた。
この後西田所長から、会社代表者へは「卓越した技術は他の模範である」と表彰状が、主任技術者へは施工管理の功績が讃えられ施工管理賞がそれぞれ贈られた。
西田所長はあいさつで、「優れた技術と施工体制、品質管理に努められ、県民が望む立派な公共工事を完成していただいた。また、技術者の皆様には品質管理や施工管理にご苦労頂きありがとうございました。県民に代わりお礼を申し上げます」と感謝の意を表し「厳しい時代だが、一層の技術力の研鑽や経営の合理化に努めて頂きたい」と結んだ。
来賓あいさつでは富田支部長が「技術的にも安全の面においても優良工事」と祝辞を贈り、最後に受賞者を代表して高長組の高橋栄作代表取締役社長が謝辞を奉読し閉会した。