花園町は、14日に実施した住民投票で、深谷市を含む合併が最多得票となったことから、深谷市、岡部町、川本町で進める合併協議へ加わる。再選を果たした柳雅己町長が、これまでに、3首長へ申し入れた。今後、12月の議会で、1市3町による合併協議が承認されれば、新たな合併協議会を立ち上げることになる。
住民投票の結果は、寄居町との合併3607票、深谷市を含む合併3717票、単独町488票で、深谷を選択している。
協議中の1市2町による協議会は解散せず、1市3町の協議会を立ち上げる。協議は1市3町に一本化する。このため、1市2町で承認した協定項目についても、諮ることになるようだ。
また、議会は、深谷が12月1日開会、3町は同日に臨時議会を開催し、議案の承認を求める構え。
特例法期限内の合併を指向すれば、年度内に県知事へ合併申請が必要。申請までに、協定書の調印や議会の議決などの手続きもある。また、12月に協議会が設立されても、実質2~3か月の期間で、新市建設計画をはじめ、すべての協定項目の協議・承認が必要と、期間的にも厳しい。
なお、1市2町の協議会では、新設合併、18年1月1日の合併期日、新市名深谷市、新市事務所は現深谷市役所とする基本4項目のほか20項目で承認を受けている。