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清水建設が候補に/長野銀座の再開発施設

2004/11/27 長野建設新聞

 長野市問御所町市街地再開発組合(理事長・塩沢鴻一信越放送代表)は、新田町交差点北東の旧長野そごうビル跡地などに建設する再開発複合施設「SBC棟」と「銀座棟」の施工者選定入札を25日に行い、清水建設を落札候補者に決めたもよう。12月中には正式決定する。

 SBC棟はS造地上10階・地下1階建て、塔屋2階付きで延べ約1万5590㎡。1階と2階は一部商業ゾーン、3階から上は信越放送本社が入る。高さはアンテナ塔を含め約80m。特殊基礎として免震装置を設置する。着工は17年1月の予定。

 一方、銀座棟はSRC造4階建て、塔屋1階付きで延べ約6290㎡。1階と2階は地権者所有の商業ゾーン、3階と4階は市の生涯学習センターが入る。こちらは来年早々から通り沿いにある建物の解体工事に取り掛かり、夏には新ビルに着工する。

 2棟の間にはモールを設置するとともに、2階部分をブリッジで直結する。いずれも設計は日建設計(東京都文京区)が担当した。

 なお、機械・電気設備については別途発注する。



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