県土木部道路建設課は、主要地方道美浦栄線バイパスの整備を進めている。全体計画は、千葉県栄町の国道356号から本県の竜ケ崎潮来線(竜ケ崎市八代町)までの7000m(W30/13m、4車線)。現在は、利根川に架ける第二栄橋を含み、千葉県側から本県の県道取手東線(利根町加納新田)までの1700m区間について、有料道路事業として県道路公社が整備を進めており、来年度末の供用を目指して整備を継続する。
その北進区間(取手東線~竜ケ崎潮来線)では主に用地取得を行っており、そのうち取手東線から河内竜ケ崎線バイパスまでの区間の買収(2万3140㎡)を平成18年度ごろまでに完了させ、着工および部分供用を目指す。全体の完成目標は22年度。
美浦栄線バイパスは、利根川に架かる長豊橋および栄橋の渋滞緩和を図るとともに、千葉県と本県の交流の拡大や活性化を支援する南北方向の広域交通軸として計画。全体事業費133億4000万円を見込み、平成7年度に事業採択を受けて整備に着手した。
全体計画7000mのうち、千葉県栄町から本県の取手東線までの区間1700mを先行して整備。そのうち第二栄橋の建設は有料道路事業として13年度から実施しており、下部工、上部工、取付道路の改良工事も進んでいる。この区間は来年度末の供用開始を見込む。
残る区間では、用地取得を進めている。そのうち取手東線から河内竜ケ崎線バイパス区間の用地は18年度ごろまでを目標に完了させる計画で、引き続き工事を進め、整備効果を早期に出すため部分供用を図っていく。
全体事業費は133億4000万円。そのうち工事費は77億4000万円、用地関係費は56億円で、15年度末までの進ちょくは、工事費が45億4500万円で進ちょく率59%、用地関係が37億1300万円で進ちょく率66%。
















