松筑地区の建設工事関係者連絡会議が24日、松本市内の松筑建設会館で開かれ、労働災害防止に向けて関係者が意見交換や情報を共有した。
冒頭のあいさつで松本労働基準監督署の宮嶋昌幸署長は「この会議は、建設工事の労働災害防止へ皆様と情報共有や意見交換を行い、労働災害防止に向けた取り組みを進めていく目的で進めている。本日は、皆様もそれぞれの立場から忌憚のない意見や要望を聴かせてほしい」と述べ、有意義な会合となるよう期待した。
その後、会議に移り、最初に松本労働基準監督署第二方面主任監督官の副島拓也氏が、適切な安全衛生軽費の確保について説明。その中で副島氏は、前任地の岩手県内の例を出しながら「安全経費が認められていないため事故につながった事例があり、これが課題となっている」などと説明した。
この会議には、国県市町村の発注関係機関のほか、建災防松筑分会からも清澤由幸分会長や深澤信治副分会長らが出席した。