飛島建設㈱(社長・伊藤寛治氏)は、あらゆる土質に適応した「カメレオンカッタ工法」を開発した。地中に人が出ることなく、安全かつ迅速にシールドマシンのカッタビットの種類を変更し、土質に応じて掘削することができる画期的な工法だ。環境によって体色を変化させるカメレオンにちなんでカメレオンカッタ工法と命名された。
同社によると、同工法は、粘性土や砂層では鋭利なカッタを装備して掘削、また、巨礫や岩盤ではローラーカッタに変更して破砕しながら掘削する。粘性土から岩盤層まで土質の変化が著しい大深度の長距離掘進が可能になり、しかも、数に限りなく何回でもカッタを交換できるメリットがある。
従来工法は地盤改良を行ってから地中に人が出てカッタビットを交換しなければならなかった。このため、「大深度や可燃ガスが溶存するような地山での作業はとても危険」(同社)、しかも同じ種類のビット交換に限られるため、土質の変化には対応できないなど課題が多かった。
















