県土木部道路整備課は、16日までの会期で開会中の12月定例県議会に玉穂町地内の新山梨環状道路跨線橋建設に係わるJR東海との協定締結について、8億円の債務負担限度額設定を求めている。
これは、新山梨環状道路南部区間の一環として整備中の主要地方道韮崎櫛形豊富線で玉穂町地内で交差するJR身延線をオーバーパスさせるための橋梁を建設するもの。
このうち、JRに委託するのは同橋梁の下部工事と架設工事で、橋梁上部の製作は同課が担当する。
同橋梁は、本線部が橋長75m、橋幅27m、側道橋が橋長52m、橋幅7mの規模。下部工事は5基が設置される。
同課では、同債務負担行為の議会承認を受けた後、年度内にはJR東海と協定を締結、来年度から18年度までの2か年での建設を予定していく。