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リニア南アトンネル山梨工区/大成・佐藤・銭高JVと契約

2015/08/29 山梨建設新聞

 JR東海は、リニア中央新幹線の建設で南アルプストンネル新設工事(早川町)について、大成建設㈱・佐藤工業㈱・㈱錢高組JVと8月26日に契約した。山梨県内のリニア本線工事の契約は今回が初めてで、リニア全線での本格的な工事契約も初。契約額は明らかにしていない。

 工事概要は、南アルプストンネル(山梨県~静岡県~長野県、約25㎞)のうち、山梨工区の本線トンネル(約7・7㎞)、その他先進坑、非常口など。今後、地元での工事説明会などを進めて着工を目指す。工期は2015年8月27日から25年10月31日までの約10年間。

 施工者の選定にあたっては、本年3月に公募手続きを開始。参加形態は単体、2者JV、3者JVのいずれかで、施工実績などを求めた。

 今回の工事契約についてJR東海の柘植康英社長は、リニア建設に向けた「第1弾として新たな一歩を踏み出すものであり、大いに意義がある」とコメント。

 一方で、施工場所は、最大土被りが1000m以上の区間を含む主に四万十層群の地層があり、工事には高度な技術が要求される。そのため柘植社長は「突発的な出水などで工事が難航することも予想される。工事の安全や環境保全、地域との連携を十分重視し、計画を着実に進めてまいりたい」としている。

 JR東海によるリニアの南アルプストンネル工事では、長野工区(長野県大鹿村)の公募見積競争の契約手続きも進めんでいる。工事内容は本線トンネル(約8・4㎞)、先進坑、非常口(斜坑)など。参加申請は11月4日まで、見積書提出は16年1月15日まで。工期は26年11月30日まで。南アルプストンネル以外でも、名古屋市中区での都市部トンネルの発進立坑となる「名城非常口新設」(設計・施工一括)の公募型見積もり手続きも行っている。

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