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新潟県新潟地域振興局地域整備部

本年度中にも鳥屋野潟湖岸堤L6・4kmの設計着手へ

2015/09/01 新潟建設新聞

 新潟県新潟地域振興局地域整備部は、本年度中に鳥屋野潟湖岸堤の詳細設計に着手する。鳥屋野潟の周囲L6・4㎞に整備する湖岸堤は、現在、築堤事業が環境に与える影響を調査しており10月9日に開かれる鳥屋野潟環境対策検討委員会で環境対策案が承認され次第、本年度中にも環境対策を含めた護岸堤の詳細設計を発注する考え。

 鳥屋野潟の湖岸堤整備は2013年度までに実施計画がまとめられ、洪水時に約350万立方を貯留できるよう整備を行う。08年8月に発生した洪水と同規模の降雨でも宅地の浸水被害を防ぐため、湖畔の▽上沼地区▽小張木地区▽桜木町地区▽神道寺地区▽紫竹山地区▽長潟地区―で湖岸堤や河床掘削などを行う。

 堤防は、計画高水位から余裕高80㎝を確保し、堤防天端W5m、側帯W5mを計画する。堤防天端には遊歩道の整備が計画され、既存遠路を含む遊歩道の総延長は約10・3㎞となる。また住宅側後背地と一部区間の水辺側で、堤防法面の勾配を緩くする等、潟へのアクセス性も考慮する。

 詳細設計がまとまり次第、用地測量、用地買収を進め、準備ができた箇所から工事を進める。

 鳥屋野潟の河床約12万立方を掘削し、築堤盛土として使用。築堤には盛土約14立方を試算し、不足分約3万㎡については、他工事発生土を使用するが、築堤の覆土は、陸上掘削土を使用し、他地区の種子の侵入を防止、盛土・切土法面部では・浸食防止シートにより植生の自然回復を待つなど鳥屋野潟の現状の生態系を維持する環境対策を講じる。9月中には、市民団体や地元住民向けの説明会が開かれる。

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