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国土交通省長野国道事務所

筑北スマートIC準備会が初会合を

2015/08/29 長野建設新聞

 筑北村内で設置が検討されている中央自動車道長野線の筑北スマートインターチェンジ(以下IC)について、計画的かつ効率的な準備・検討を進めることを目的とした準備会が27日に初会合を開いた。本年6月、国がスマートICの調査を実施する準備段階調査(直轄調査)の対象として筑北スマートICを選定したことを踏まえ、会合では準備会の設立趣意や計画地周辺概要などを確認した。

 準備会は筑北村建設課、県道路建設課および松本建設事務所調査計画課、県警察本部交通規制課および高速道路交通警察隊、東日本高速道路関東支社総合企画部および長野管理事務所、国土交通省道路計画第二課および長野国道事務所計画課。

 会の冒頭、筑北村の関川芳男村長は「本年6月に筑北スマートICの調査を国が決定した。村として実現に向けて進めていきたい」とあいさつ。長野国道の護摩堂満所長は公務欠席のため、倉澤博之副所長が代読。「準備会は調査検討を効率的に推進することを目的に設置された。スマートICは地域活性化に結びつく」と読みあげた。

 筑北スマートIC設置に向けては、筑北村や国が広域的検討(事業の必要性、整備方針確認)、概略検討(社会便益、交通量、周辺道路整備計画)、詳細検討(詳細設計、費用負担区分)などを進める。さらに国が新規事業化、整備計画決定を行い、国による整備補助で事業が実施される。

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