「この現場は、新労務単価の対象です！」

　国土交通省は、２月に改定した新労務単価を適用している現場を周知するための新しいポスターを作成した。直轄工事のほか、地方自治体が発注した稼働中の工事現場でも貼ってもらうように、業界団体を含めた関係各所へ新ポスターの配布を始めている。

　従来のポスターと比べて若者や女性が活躍していることや、全国で新労務単価の適用が進んでいるイメージを強く打ち出した。現場の職人への適切な賃金支払い、社会保険等への加入徹底も含めて業界全体として担い手の確保・育成を進めていることを訴えている。

　また、併せて３月に設置した「建設業フォローアップ相談ダイヤル」の番号も周知していく。

　建設市場整備課では「実際に働いている方々も含めて、関係者が新労務単価を意識していただければ」と期待を寄せる。

　なお、同ポスターのＰＤＦデータは国交省市場整備課のホームページ（http://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/totikensangyo_const_tk2_000081.html）からダウンロードできる。