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「友部SA」にスマートIC/早期の実験開始へ/件が取付道で設計中

2004/12/15 日本工業経済新聞(茨城版)

 国土交通省や日本道路公団、県などは、常磐自動車道の友部サービスエリア(SA)にスマートIC(ETC専用IC)の設置を計画している。現在は、関係者で構成する「友部SAスマートIC社会実験推進協議会」(会長=岡本直久・筑波大学システム情報工学研究科助教授)が利用促進策や実験時期などを検討しているほか、県ではアクセス道路の設計などを進めている。今後、整備内容の詳細を詰め、ETC機器の製作・設置、取付道の整備などを行い、実験開始を目指す。

 スマートICは、建設・管理コストを削減できるICで、国交省では、SAやPAに仮設ゲートを設置しETC専用ICの整備運営上の問題点を把握するための社会実験事業を行うことを計画。友部SAは、今年10月に実施個所として採択された。

 友部SAでの計画は、SA内の上下線にETCゲートを出入口1箇所ずつ設置し、SA内の改修、取付道路の整備などを行う

 社会実験へ向けて、学識経験者や利用者代表、警察、関係行政機関で構成する「友部SAスマートIC社会実験推進協議会」が発足。利用促進策や実験時期などを検討している。また、県ではアクセス道路の設計などを進めている。

 今後、整備内容や実験内容を詰めて、ETC機器の製作・設置、取付道の工事などを進め、早期の実験開始に備える。



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