鹿嶋市は、平成14年度からの継続事業で実施している市営平井団地整備について、来年度から新たに3号棟の建設工事に着手する。今年度は、15年度から建設を進めていた2号棟が10月に完成。また、市は平井団地3・4号棟の実施設計業務をアトリエ10一級建築士事務所に委託した。今年度内に策定する見込みとなっている。
平井団地は高齢単身世帯や母子世帯が一般世帯と同じ棟に居住できるバリアフリーに配慮した団地として整備を行っている。
建設地は、平井東部土地区画整理地内(平井889)。
全体計画では、平成19年度までにRC造3階建て延床面積1199㎡規模の住宅を4棟(1棟14戸)を建設。総事業費は14億3049万6000円を試算した。
平成14・15年度に第1期工事として1号棟を(株)高正建設の施工で建設。
引き続き、第2期工事の2号棟建設は、平成15・16年度の2か年で、村上工務店が施工。今年10月に完成した。
来年度には、3号棟の建設に2か年事業で計画している。平成17年の夏頃を目途に一般競争入札で発注し、平成18年度の完成を目指すとしている。
次いで、平成18年度からは4号棟の建設に着手する見込みとなっており、平成19年度での事業完了を予定している。
ちなみに、今年10月に完成した同団地2号棟の施設概要は、RC造3階建て延べ971・61㎡(建築面積437・61㎡)。住宅戸数は14戸で、1階が2DK6戸、2・3階が3LDK8戸となっている。