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茨城県つくば市

来年度の補助採択へ/上原地区区画整理事業に着手

2004/12/16 日本工業経済新聞(茨城版)

 つくば市では、上原地区で10haを対象にして区画整理に着手する。基盤整備促進事業で計画されている農地維持保全型の整備で、17年度に国庫補助が採択される見通し。予定では、17年度末までに仮換地し、18年度から2か年で農道や排水整備を進める考えだ。

 上原地区の区画整理については、7日に開会した市議会定例会に計画概要書に提出している。それによると、区域は上原、西大沼、中内、館野で、整備面積は10ha。9・9haが平坦な畑地だが、環境が整っていないことから、休耕する農地が増えているため、農道や排水路を整備することになった。

 計画では、支線排水路を排水フリューム400×400、600×600の規模で整備し、小野川に自然排水するとともに、延長520mの支線道路と、延長864mの耕作道路を整備する。道路の幅員は2路線とも5mで、有効幅員が4m。舗装形式は支線道がアスファルト、耕作道が砂利となっている。

 全体の事業費については、7940万円が見込まれている。

 すでに、国庫補助の採択について、県と事前協議を進めているため、17年6月から7月までに補助が採択される見通し。予定では17年度末までに仮換地し、18年度から2か年で整備を進める。



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