県土木部は、14日の県議会建設公安委員会で、中越大震災における最新の被害状況(国庫負担・補助事業に係るもの)を公表。このうち公共土木施設被害は4061か所で発生し、被害額が1905億5600万円に上ることが分かった。また、今回明らかになった土砂被害は88か所で発生し、被害額は253億300万円となっている(数値はともに今月8日現在)。土木部所管施設の被害状況の公表は先月12日付に続き2回目。
被害額の大きい公共土木施設の被害状況によると、県工事分は計1491か所で被害額997億3200万円、市町村工事分が2570か所で被害額908億2400万円、合計4061か所で被害額は1905億5600万円。特に道路関係の被害額が大きく1275億5500万円となる。
被害額の内訳は次の通り。※<1>か所数<2>金額
公共土木施設被害
[県工事関係]
▽河川=<1>310か所<2>101億7700万円
▽道路=<1>1039か所<2>714億3800万円
▽橋梁=<1>58か所<2>12億6000万円
▽砂防施設=<1>44か所<2>71億7100万円
▽地すべり防止施設=<1>12か所<2>11億5300万円
▽急傾斜地崩壊防止施設=<1>14か所<2>4億400万円
▽下水道=<1>11か所<2>80億2900万円
▽公園=<1>3か所<2>1億円
[市町村工事関係]
▽河川=<1>105か所<2>49億1400万円
▽道路=<1>2392か所<2>561億1700万円
▽橋梁=<1>7か所<2>4億7700万円
▽下水道=<1>35か所<2>284億800万円
▽公園=<1>31か所<2>9億800万円
土砂被害(災害関連緊急事業対応予定分)
▽砂防=<1>19か所<2>69億円
▽地すべり=<1>56か所<2>160億円
▽急傾斜地=<1>13か所<2>24億3000万円
















