鍋林建工(小林力由代表取締役社長、本社=松本市島内)は、松本市の「eco(エコ)オフィスまつもと」の認定を受けた。
この認定は、低炭素型地域づくりの推進、車優先社会からの転換、ごみ減量の推進等環境に配慮した取り組みを行う事業所に対して、市がエコオフィスまつもととして認定するもの。取り組み内容ごとに定める点数と加点の合計点により「一つ星」「二つ星」「三ツ星」にランク分けする。満点は42点で、19点以上25点以下が一つ星、26点以上32点以下が二つ星、33点以上が三つ星として認定される。申請から2~3週間で認定の可否やランクを決定して事業所に通知する。
市では、より多くの申請を促す取り組みとして、入札時における総合評価落札方式の価格以外の評価項目に来年度から取り入れることを検討している。本年度中に決定し、来年度実施分の同方式における入札から適用したい考え。担当課では、ランク分けに応じて配点に差をつけることも検討している。
同社は、環境経営マネジメントシステム・エコアクション21の認定登録を昨年9月に受けているなど、日ごろから環境に配慮した事業運営を行っている。今回は20点獲得して一つ星に認定されたが、2年後の更新の時には二つ星へのランクアップを目指したい考えだ。