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群馬県高崎市

3部門8作品を答申/第10回たかさき都市景観賞/都市景観審議会

2004/12/23 群馬建設新聞

 第30回高崎市都市景観審議会(山田富二会長=昭和建業取締役社長)が21日、高崎市役所で開かれ「第10回たかさき都市景観賞」について審議し、都市景観賞を3部門から計8作品、重要建築物等の指定に本町58の山田家(旧山源漆器店)をそれぞれ選出した。これらの作品を松浦市長へ答申し、早ければ今週中にも決定される見通しだ。

 高崎都市景観賞は、優れた都市景観の形成に寄与しているものと認められた建築物等の所有者や活動している個人や団体を表彰するもので、平成7年度より開催している。

 作品は「建築物等・まちなみ」、「テーマ」、「活動」の3部門で8月~9月30日まで募集し、134件(重複を除くと107件)の応募があった。10月に学識経験者や市民らで構成している高崎市都市景観表彰選考委員会で1・2次選考を行い8件を同選考委員会の推薦作品として選出、今回の審議会へ諮り、全会一致で承認した。

 選出された作品は建築物等・まちなみ部門が、「学校法人学満勝寺学園長野幼稚園」「ギガテック(株)」「高崎の町屋-木暮邸」。テーマ部門に「ギャラリー棗・きもの彦太郎」「ブティック&カフェ十一屋本店」「矢島邸」「吉井邸」。活動部門は、「東部商工振興会青年部まちづくり研究会」。

 重要建築物等の指定に選出された「山田家」は、店蔵及び主屋が指定の対象で、「市民の目にとまりやすく景観まちづくりの拠点となることや市民の歴史を物語るものとして価値が高い」として評価された。



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