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総合資格学院で合格者多数集まり祝賀会

2016/01/15 新潟建設新聞

 総合資格学院を運営する㈱総合資格(本社・東京都新宿区西新宿1-26-2、岸隆司代表取締役)の新潟・長岡両校で受講した1級および2級建築士、宅建士の合格祝賀会が11日、新潟市中央区にあるNSGカレッジリーグ学生総合プラザSTEPで盛大に挙行された。当日は資格取得に向け共に競い合い、晴れて合格を勝ち取った受講生が出席し、新たなスタートに立った喜びを分かち合った。

 新潟県内ではことし46人が1級建築士に合格し、このうち、20人が同学院を受講していた。同学院のモットーである『人と人が向き合う真の対面指導』が大きく実った形だ。

 祝賀会に先立ち、両校の益子敦学校長が「ここに至るまでは苦しく、辛いことが多々あったことでしょうが、それをよく乗り越えてくれたと思います。私が最もうれしいのは、受講生の皆さまが合格を勝ち取り、業界で活躍してくれることに尽きます。皆さまは、有資格者として新たなスタートラインに立ちました。ことしは申年とともに、60年ぶりの丙申(ひのえさる)であり、これから形をつくっていく成長段階の年となります。これと同様、皆さんがより一層成長できる年となれば」とたたえ、さらなる飛躍を期待した。

 来賓には新潟県建築士会の渡辺斉常務理事、新潟県建築士事務所協会の坂本忠志会長が駆け付け、渡辺常務理事は「きょうは、資格を取ったゴールですが、これからは住まいづくりなどの課題解決に向け、新たなスタートを切ることになります。業界は依然として厳しい現状にありますが、われわれも有資格者の皆さんが活躍できるような支援、サポートをしていく考え」と意気込み、坂本会長も「資格は大きな重みとともに、大きな責任もついてきます。資格の重みをしっかりと考え、ますますのご活躍を期待しております」と祝意を寄せた。

 さらに、1級建築士の講師を務めた稲垣隆氏は「『できる、できない』ではなく『やる、やらない』という気持ちを持った人がこの場にいると思います。(資格に対する)大いなる尊敬の向こうには、大いなる責任があることを肝に銘じ、学院で学んだ『やる』という気持ちを持って、今後も業務にまい進してください」と述べた。

 2015年度の1級建築士の設計製図試験において、同学院では全国合格者占有率56・9%を達成。また、近年難化が著しい2級建築士については学科と設計製図試験を1年で突破するストレート合格者のうち、4割以上が同学院を受講していたほか、15年度より『宅地建物取引主任者』から『宅建士』へと名称が変更され、難易度がアップした宅建士の試験においても全国の合格率15・4%に対し、78・2%の合格率を誇っている。

【写真=益子学校長や来賓とともに記念撮影】







































田中俊久(たなか・としひさ)さん(25歳)・1級建築士

「他の受講生と競い合いながらも、楽しんで通いました。講師の先生が受験したときの勉強法などを直接聞けるなど、テキストには載っていない話もためになりました。これからは学んだ知識を生かし、より良いデザインを提供していきたいと思います」。



岡田絵利(おかだ・えり)さん(26歳)・1級建築士

「模試や直前の予想問題などが本番の試験で出るなど、受講して本当に良かったです。設計製図の講義では、受講生同士が互いにポイントを教え合い、明るい雰囲気で勉強に打ち込めました。今後は、商業施設の設計などにチャレンジしたいです」。

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