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埼玉県さいたま市

尾間木公民館を移転/土区整進捗見て具体化

2004/12/27 埼玉建設新聞

 さいたま市教育委員会は、土地区画整理事業に伴い、尾間木公民館の移転を予定している。事業実施時期は、区画整理事業の進捗により、流動的だが移転後の新施設には、現行の公民館機能に加え、多目的施設や拠点機能などを導入した施設となるよう、建設が具体化した時点で検討する。

 尾間木公民館は、緑区大間木722地内の1388・38㎡に昭和21年設置。48年からは尾間木支所・公民館の合同庁舎として利用されている。

 既存施設は、講座室、会議室、和室、調理実習室、都市資料室、ホール兼体育館などを内包。施設規模は、RC造3階建て、延べ床面積946・348㎡。

 同公民館は、内谷・会ノ谷土地区画整理事業地内に位置しているため、計画道路上に位置していることから、移転が余儀なくされているが、同区画整理事業の進捗率が13%台のため、事業実施はしばらく先になりそう。

 移転後の新施設については未定だが、現状の機能を維持・拡充しながら、多目的な機能の導入が検討されているもよう。

 また、緑区の拠点公民館としての位置付けも今後、検討されそうだ。

 現在の同区拠点公民館は、三室西土地区画整理事業地内に建設された大古里公民館(三室2614-2)。



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