龍ケ崎市、牛久市、小堀地区を除いた取手市と利根町で構成する県南水道企業団(企業長・藤井信吾取手市長)はこのほど、2016年度の予算を公表した。主な建設改良事業では、配水管布設替工事(L6590m)に7億2144万円、配水管布設工事(L2680m)に1億5795万円のほか、若柴配水場更新工事に3億3048万円を盛り込んでいる。なお予算額は全て税込みとなっている。
収益的支出は55億3332万2000円で、資本的支出は16億7872万5000円。資本的支出のうち建設改良費は14億5021万9000円。
配水管整備については、新年度は1億5795万円を投じて延長2680mを新設するほか、延長6590mの布設替え工事のため7億2144万円を設定。
まず新設工事は、取手地区が計1680mで6750万円。内訳は口径200㎜が480m、100㎜が560m、75~50㎜が640m。
牛久地区は、計1350mで9045万円。口径400㎜が350m、200㎜が700m、75~50㎜が300m。
石綿管の布設替えは、計4070mで総額4億4496万円を充てる。
このうち単独事業が1980mで、下水道その他が2090m。
単独は口径75~350㎜で、取手地区700m、龍ケ崎地区1000m、牛久地区280mとなっている。
下水道その他は口径75~250㎜で、取手地区1690m、牛久地区400mで計画。
石綿管以外の布設替えは延長2520mで、2億7648万円。口径は50~300㎜。
内訳は取手が1720m、龍ケ崎が60m、牛久が740m。
そのほか16年度は、若柴配水場(龍ケ崎市長山1-5-2)の更新工事に取り掛かる。老朽化した配水池(RC造、2087立方m)を2カ所解体するほか、資材倉庫を建て替える。事業費は3億3048万円。
さらに戸頭配水場(取手市戸頭4-4-1)では、1億1340万円で古くなった計装盤などを更新する。