県大宮土木事務所は鴻沼川河川改修事業に伴う詳細設計業務で、先週の指名委員会に諮ったとしており、近く指名通知、八月下旬には入札するもよう。
近く行われる詳細設計では桜木調節池、地下河川化、立坑を固めるとともに模型実験・解析業務等を手掛ける。
桜木調節池は大宮市桜木町四丁目地内に築造する。面積は一万四、五四〇㎡、容量五万六、〇〇〇立方mの規模。
地下河川化は大宮市桜木町地内を対象に約一・五キロ、口径四、〇〇〇mm程度で進める予定。
流入立坑は上流側に一か所、流出立坑は調節池を兼ねる形。
予備設計は日本工営(千代田区)が十年度担当した。
鴻沼川河川改修緊急対策事業は、十年度に採択され、大宮市から与野市を通り浦和市内を流れる鴻沼川の河床整備、橋梁架け換え、調節池整備(他には与野公園の地下に整備)等を全体的に再整備するというもの。