上越市は2日、上越市五智に建設する新水族博物館の3回目の入札を実施し、大成建設・田中産業・高館組JVが80億8000万円で落札した。
先月27日に行われた1回目の入札と翌28日に行われた2回目の入札は不調となっていた。
新水族博物館はRC造一部S造3階建て、建築面積3303・60㎡、延べ床面積8439・61㎡、外壁はコンクリート打ち放し。工期は2018年3月15日。竣工後、魚などの引っ越しなどを行い、夏休み前までの開館を目指す。設計は日本設計(東京都)が担当。
当初、工事発注は昨年度第3四半期に、建築、電気設備、機械設備、飼育設備の4分離で発注する計画だったが、イルカ水槽などの大規模な仕様変更に伴い、本年度にずれ込んだ。
発注形式も4分離から電気・機械設備・飼育設備を含む一括発注に変更。また展示・演出などの内装工事を別途発注する。
27日改札した、水族博物館新築に伴う海水取水設備更新工事は福田組・高館組・相村建設JVが4億9200万円で落札。