記事

事業者
長野県南木曽町

南木曽町/読書小診断を伊藤建築設計に

2005/01/08 長野建設新聞

 木曽郡南木曽町は、読書小学校の校舎耐震診断を実施するとして、12月補正予算に調査委託費72万円を計上している。業者選定は既に終えており、昨年12月27日の入札を経て伊藤建築設計事務所(松本市)との契約を交わした。納期は1月末を予定。

 調査対象は、平成10年に完成した体育館を除く南北の校舎2棟。北校舎は、昭和35年に建てられRC造3F延べ約1200㎡規模の建物。南校舎はRC造3F延べ約1800㎡で昭和53年築。10年ほど前に大規模改修を行った経緯もあり、現在のところ、多少の雨漏りや外壁のひび割れなどが見られる程度で、使用していく上で大きな支障には至っていない。

 昭和56年以前に建てられた施設への耐震診断は、17年度までに行うよう県からの指導を受けおり、今回の調査もこれに従ったもの。

 村では現在、南木曽中学校改修事業を進めているところで、今年度発注の木造校舎3棟及び給食棟等の改築(RC造3F校舎棟と平屋の校舎棟2階部分に渡り廊下で接続する給食棟、別棟の木造平屋の音楽室棟〔17年度建設〕の総延べ面積は2872㎡)の後は、残るRC造校舎棟(3F延べ1309㎡)の大規模改修、周辺整備や体育館(S造平屋延べ1044㎡)などが控えているため、財政的には厳しい状況。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら