県土木部は、中越地方を襲った「7・13豪雨災害」で被災した貝喰川及び才川における将来の整備方針を検討するため、現況の浸水発生原因調査に基づき両河川の現況安全度の把握を行う方針だ。
また、被害が特に大きかった刈谷田川と五十嵐川は、先に河川災害復旧助成事業や河川災害復旧等関連緊急事業による改良工事を行うことが決定したが、信濃川下流(山地部)圏域に属する河川のうち、対象から外れている河川についても「7・13豪雨災害」の豪雨再現計算を行い、河川整備計画検討に向けた基礎資料を作成する。
対象は、加茂川、下条川、大正川、布施谷川、西谷川など。
なお、同部では、これらの業務を含む貝喰川改良計画等検討業務を来る27日、指名10者で入札執行する方針(メンバーは本紙1月19日付6面参照)。委託期間は3月15日まで。対象は、三条市島田3丁目及び見附市柳橋町ほか。河川延長はL1万3199m。