建設コンサルタンツ協会(建コン)は27日、福岡県内で若手技術者が意見交換する「ワールドカフェ・イン・Fukuokaを開いた。協会本部の、業界展望を考える若手技術者の会(若手の会)、九州支部の夢アイデア交流会・若手技術者交流会・女性技術者交流会から49人の技術者が参加した。
会合では「私が描く30年後の働き方」をテーマにワークショップを行い、参加者からは「議論だけで終わらせず、ビジョン実現に向けて自分自身が行動を実践していくことが大事」「ノー残業デーなど働き方は変わってきている。アイデアをもっと発信していかないと」といった意見や「社会的責任の大きい仕事をしていることに誇りを持つべき」という声も出た。
会合で出された意見は今後、若手の会主導で「建コン業界の将来ビジョン」としてとりまとめる。これまでに北陸・関東支部でも開催しており、10月には近畿支部でも会合を行う。