都市計画道路工業団地通線整備事業を進める川里町は、17年度単年度で用地買収を行う考えを明らかにした。順調に進めば18年度から一部工事に着手し、21年度メドの完成を目指す。
整備対象は、川里工業団地境から行田市境までの延長560m区間。計画幅員は16m、車道3mに停車帯1・5m、自転車歩行車道3・5mをそれぞれ両側に設ける。詳細設計は近代設計(さいたま市、電話048-648-6462)が担当している。
同線は、行田市小針地内の古代蓮の里通線から川里町広田地内の県道騎西吹上線とを結ぶ。総延長は1410m。これまでに県道騎西吹上線から約550m区間が整備済み。
またルート上の旧忍川には橋梁を新設。整備にあたっては15年12月、行田市と橋梁整備などに伴う基本協定書を締結し、行田市が計画から工事までを主体的に実施する。旧忍川の川幅は40m弱。橋梁詳細設計の担当は近代設計。
行田市側の整備区間は、古代蓮の里通線から行政境までの約290m。古代蓮の里通線整備に伴い、交差点部など約100mを整備している。