甲府市の樋口雄一市長は14日、定例会見で「中核市基本方針の策定」を説明した。
そのうち保健所については、市保健センター(相生2丁目)と一体的に整備する考えで、2019年4月1日の設置を目指す。
保健所は、保健・医療、環境衛生、食品衛生、健康づくりなどのサービスを提供し、市民のニーズに合致した保健衛生行政を推進。きめ細やかな保健および福祉サービスが提供できる。
今後市では、保健所に関する組織体制や職員体制の整備と人材育成などについて「甲府市保健所設置基本構想」を策定する。
一方、中核市移行に向けて移譲事務の実施は、整理と合わせて必要となる定数・組織、システム構築、条例整備の事項を検討。県との調整も迅速かつ円滑な移譲を進める。
中核市への移行について樋口市長は「甲府市自らの決定権でまちづくりが進められ、より地方創生、私たちが思うまちづくりができるのが一番のメリット」と述べた。
【写真=一体的に整備する保健センター】