本庄県土整備事務所は、国道462号道路網構想推進業務を、国際開発コンサルタンツ北関東事務所(さいたま市、電話048-825-2253)に委託した。坂東大橋の開通など、同路線を取り巻く環境の変化などもあり、特に現況2車線となっている区間を重点的に、今後の整備の方向性を探る。
462号は、群馬県伊勢崎市から坂東大橋で利根川を渡河、本県に入り、本庄早稲田駅アクセスとなる花園本庄線との交差を経て、本庄児玉インターチェンジ(IC)で関越道に連絡している幹線道路。ICまでは4車線で共用。群馬県南東部地域からのIC、本庄早稲田駅への広域アクセスとなっている。一方、ICからは2車線となり、国道254号と児玉町吉田林で交差、児玉の市街地内を抜け、金鑚大師付近を通り、神川町、群馬県鬼石町へつながっている。現状では、大規模な交通渋滞はみられない。
同路線が、本庄地方拠点都市地域に指定された各地区との主要アクセスとなることから、将来的な交通量動向を推計する。また、24日から始まった本庄と児玉の合併が成就すれば、さらなる交通量の増大も考えられる。
推計を基に、車線数や道路の方線についても検討する。車線数については、現況のままとするか、4車化するのか。4車化の場合、どの区間を対象とすれば効果的となるのか。ルートに関しても、現況のままで対応可能かなど、462号だけでなく受け皿となる他の路線も含め、地域の道路網として調査する。