新津市はこのほど、市内教育施設を対象とする「新津市立学校の適正規模・適正配置にかかる実施方針」を策定。平成23年度の開校をメドに、荻川地区に小学校を新設する方針を明らかにした。
これは、新津市内の市立小中学校及び幼稚園を対象に、施設の配置や通学区域の適正化に向けた実施方針(平成17年度~21年度)をまとめたもの。
それによると、荻川地区の2小学校(結小学校、市之瀬小学校)に関しては、通学区域の変更を行うととともに、信越線以西の地域に市之瀬小学校区を包括する新小学校の建設を計画。平成23年度の開校を目指し、地域委員会等を通じて実施に向けた協議を進める方針だ。
また東部地区においては、平成19年度をメドに新関中学校を新津第五中学校に統合。統合にあたっては、新津第五中学校を東部地区における中等教育の核として整備するとともに、新関中学校区では小学校改築やコミュニティセンター等の建設により新たな教育に向けた連携機能を構築する―とした。