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ICT発信拠点コマツIoTセンタ北陸が開設

2016/09/06 新潟建設新聞

 コマツレンタル㈱の最新ICT建機を体感できるコマツIoTセンタ北陸が新潟市江南区曙町にオープンした。1日の開所式には発注者や県内企業を招いたオープンセミナーが開かれ、建機の実演や試乗体験などが行われた。コマツIoTセンタは全国で6カ所目、北陸地域では初めての設置となる。

 同社ではMC(マシン・コントロール)によるバックホウやブルドーザー、UAVでの測量など、国が進めるi-Constructionに対応した「スマート・コンストラクション」を展開している。

 同施設では、敷地内に法面や傾斜のある複雑な工事現場を再現し、ICT建機の見学や試乗体験が行えるほか、30人規模のセミナー棟を備え、説明会や研修会にも対応する。土木工事は国原建設、セミナー棟の建築工事は、システムハウスR&Cが担当したものの、複雑なテストコースは、同社のサービスマンや各店舗の店長らがスマート・コンストラクションを駆使し3日で仕上げた。

 コマツの四家千住史スマート・コンストラクション推進本部長は「地方整備局にある全国9地区でIoTセンタの開設を目指している。国が進めるi-Constructionの普及、推進にこの施設が活躍することを期待したい」とあいさつ。

 施設を見学した小柳建設の小柳卓蔵社長は「社内でも舵を切って勉強しているところ、IoT、ICTに建設業が、ついていくではなく、引っ張る存在にならなくては」と語った。

【写真=室内から建機を見学、開設祝いテープカット】

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