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長野県箕輪町

箕輪町振興計画詳細の1

2005/02/03 長野建設新聞

 箕輪町第4次振興計画前期基本計画の主な内容は次のとおり。掲載は施策名・指標名=(現状↓)21年度目標

◎ふれあいを深め、みんなでつくる協働のまちづくり

 <住民自治の確立と協働の推進>

▽NPO活動に対する支援推進=3法人↓10法人

▽情報共有化推進(出前講座)=20講座

 <広報広聴活動の充実>

▽音声告知放送加入率=43%↓70%

▽町ホームページ年間アクセス数=10万4850↓15万

 <ITを生かしたまちづくり>

▽地域イントラネット活用=地区公民館と役場とのネットワーク構築

▽住基カード活用=カード利用拡大を検討

 <地域間交流・国際交流の推進>

▽町のPR=庄内地区、東京圏及び中京圏を起点に発信

▽町の活性化につながる交流=特産品販売、観光客誘客、リピーター獲得

 <広域行政推進>

▽上伊那地域ふるさと市町村圏計画の推進=各種事務事業実施

▽近隣市町村との連携=協力関係を発展、活動の充実

 <効率的行政運営の推進>

▽行政経営計画の推進=自治体の抜本的な構造改革を推進

▽成果志向への転換=目標管理制度を通じて目標に取り組み、計画的に成果があげられるようにする

▽マネジメントサイクル確立=行政評価システム導入。PCDAサイクルを確立

▽財政健全化=歳出見直し、未収金縮減を図る。枠分配方式の予算編成で選択と集中による事業を実施

◎誰もが健やかに暮らせるぬくもりのあるまちづくり

 <健康づくりの推進>

▽精神保健対策=精神障害者の自立支援体制充実を図る

 <安心できる医療体制の充実>

▽地域医療対策=西部診療所・北部診療所について、診療所のあり方を検討

 <共に生き、支えあう地域福祉社会の構築>

▽ボランティア団体育成、NPO活動推進=活動拠点整備や交流を促進

▽福祉活動拠点整備=地域住民の福祉活動の拠点を整備。コミュニティセンターや学校空き教室、地域の空き店舗を利用して設置(15箇所)

▽バリアフリー推進=公共交通機関、公共施設のバリアフリー対応整備を進める

▽障害者支援=共同作業の家など障害者授産施設を広域的に支援・整備(1箇所↓2箇所)

 <子育て支援・児童福祉の充実>

▽子育て支援拠点づくり=子育て支援センター、ネットワークが活発に機能する拠点づくりを進める

▽保育園施設の整備=適切な保育園の改修・整備に取り組む

◎住みやすく人にやさしい都市基盤の整備を目指したまちづくり

 <秩序ある土地利用・都市計画の促進>

▽土地利用推進=第2次国土利用計画(箕輪町計画)の見直しを行い、基本方針に沿って土地利用

▽街路計画見直し=当初計画策定以来の未着手路線見直し、具体的事業化推進

▽用途地域見直し=用途地域の見直しと国道及びバイパス沿線の地区において用途地域拡大を検討

 <人にやさしい快適な生活道路の整備>

▽国県道未改良部分の事業推進=国道バイパス改良推進、主要地方道伊那辰野停車場線、県道南小河内伊那松島停車場線、県道与地辰野線の未改良区間の事業推進について、国や県に働きかけ、早期完成に取り組む

▽権兵衛トンネル供用開始対策=国道361号権兵衛トンネル供用開始に伴い、町内幹線道路への大型車流入対策として道路を改良

▽裏道の整備=バイパス4車線化に伴い、バイパスと並行する生活道路を整備

▽東西幹線道路・歩道新設=東西幹線道路及び幹線通学路への歩道設置等安全施設の整備を計画的に推進

▽生活道路整備=郊外への宅地拡大に併せた生活道路(水路整備、舗装新設等)を整備

 <良質な住宅・宅地の供給>

▽公営住宅ストック総合計画作成=計画的なストック確保を進める

▽分譲住宅造成の推進=西部及び東部田園地域の小規模集落地区において民間活力活用も含めて計画的な分譲住宅団地造成を検討(3地区)

 <上水道整備>

▽上水道整備=配水施設整備、管理業務情報化、配水管布設替に取り組む

▽水源保護及び水質保全=水質検査実施、水質維持向上に取り組む

 <下水道の完備した住みよいまちづくり>

▽全町水洗化=下水道普及率92・6%↓98%、下水道水洗化率66・1%↓70・5%(合併処理浄化槽を除く)

▽雨に強いまちづくり=全町的な雨水幹線整備計画を策定、計画的整備に取り組む

▽下水道経営健全化・維持管理効率化=有収水量確保、維持管理効率化を図る

 <やすらぎのある公園・緑地整備の推進と景観形成>

▽公園整備推進=公園設置を検討。都市計画公園面積11・32ha↓14・52ha

▽公園墓地の造成=松島大原公園墓地の第3次造成計画を策定、墓地造成を実施

 <自然に配慮した河川環境整備と橋梁整備>

▽河川環境整備=県への改修要望など災害防止に取り組む

▽橋梁整備=老朽橋整備計画策定、交通安全施設等未整備橋の対策に取り組む

◎環境にやさしく、安心、安全、快適に暮らせるまちづくり

 <未来につなげる環境づくり>

▽地球環境保全・温暖化対策=エコアクション21認証取得、新エネルギービジョン策定

▽町内水質保全=水質汚濁防止に努める。水辺環境保全・維持について地域と一体となって活動

 <美しく住みよい町づくり>

▽美しく住みよいまちづくり=条例制定を検討、ポイ捨てゴミ処理やアレチウリ等支障植物除去に取り組む

 <快適な循環型社会の構築>

▽新処理施設稼動推進=処理施設老朽化に伴い、上伊那広域連合で計画の新中間処理施設について早期稼動に向けて取り組む

 <災害に強いまちづくり>

▽情報提供システムの構築と活用=防災行政無線のデジタル化、公共施設への通信設備配備

▽災害に強い公共施設の整備=役場庁舎をはじめ災害避難所となっている公共施設について耐震診断調査を実施、耐震工事を進める

 <犯罪のないまちづくり>

▽防案街灯の設置=防犯街灯設置を、地元要望を考慮して整備を促進

 <交通事故のないまちづくり>

▽交通安全施設整備=危険箇所への道路反射鏡設置、要望のある信号機・歩道・横断歩道・規制標識設置を推進

 <消防・救急・救助体制強化>

▽消防設備・消防水利整備=設備の更新や配置を見直し。住宅等増加箇所に耐震性貯水槽設置。防火水槽191↓209、消火栓設置数670↓688



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