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群馬県藤岡市

名称は「藤岡歴史館」/藤岡市の収蔵庫

2005/02/04 群馬建設新聞

 歴史的公園の整備を計画している毛野国白石丘陵公園整備事業の一環として藤岡市が建設した埋蔵文化財収蔵庫の名称が、「藤岡歴史館」に決定した。

 同施設は、藤岡市白石1291-1地内の七輿山古墳と白石稲荷山古墳の中間に位置する。15年7月末に竣工、約1年間の枯らし期間を経て昨年7月22日にオープンした。

 同公園の整備計画の一環として、市内に分散されていた約1万2000箱の埋蔵文化財を一括して収蔵するために建設されたもので、内部には常設展示室・企画展示室、体験学習や講演会などにも利用できる学習室、埋蔵文化財を保管する収蔵庫、重要文化財を保管する特別収蔵庫、考古遺物などの修復や記録作業を行う整理室などが備わっている。施設概要は、RC造(一部S造)平屋建て延べ床面積1606・3㎡の瓦葺きとなっている。基本・実施設計は佐藤総合計画(東京都)が作成、建築工事は塚本工務店、電気設備は藤田エンジニアリング、機械設備を金井興業がそれぞれ担当した。



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