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東京都立川市

シルバー人材センター全面建替を11年末または年明け早々に発注、設計は石井桂が担当

1999/07/30 東京建設新聞

 立川市は、シルバー人材センターの全面建替事業を進める。既存除却と本体建替は、別発注で取り組む。既存除却は、仮施設への移転を八月末までに完了させた後に着手、旧施設の解体・整地を進める。本体建替は、年末または年明け早々に発注する。施設規模の点から、議会案件とはならない。

 建替工事は二か年継続で進め、十二年度十一月末の完了。同十二月にも供用開始する予定。当初予算では、工事費に五、四四六万円及び十二年度の債務負担行為一億二、七二七万円を計上した。設計は現在、石井桂建築研究所(中央区03-3535-5630)が担当している。市では今後、設計内容や発注形態を詰めていき、工事発注へ準備を進めていく。

 事業は、施設の老朽化に伴い、全面建替を進めるもの。建設地は柴崎町一-一七-一の敷地面積約一、一四〇㎡。既存施設を解体した跡地に建設。新施設は、S造二階建て規模・延べ床六〇四㎡。一階に会員交流室(六一㎡)や水道検針員室(七七㎡)、二階に本部事務室(一二〇㎡)や多目的会議室(一五〇㎡)を設置。ほかにエレベーター一基など。

 同センターの建替事業については当初、RC造三階建て・延べ床一、〇〇〇㎡とする計画があり、設計も完了していた。しかし財政的な問題から計画を見直し、今年度当初で改めて設計を委託、検討している。



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