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長野県建設部

施工箇所が点在する工事の積算、統一基準設定

2016/09/28 長野建設新聞

 県建設部は、施工箇所が点在する工事の積算について統一的な基準を設けた。建設機械を複数箇所に運搬する費用など積算額と実費に乖離が見られることから行ったもの。10月1日以降公告文から適用する。

 工事箇所の点在範囲が直径1km超の場合は別箇所として扱い、箇所ごとに間接工事費(共通仮設費、現場管理費)を算出。一般管理費は箇所ごとに算出した工事原価の合計を対象額として算出する。

 工事箇所の点在範囲が直径1km以内の場合は一体として扱う。複数工事箇所を一体として扱った場合の設計計上数量は、各工事箇所の設計数量の合計とする。間接工事費および一般管理費は、設計計上数量から算出した金額を対象とする。

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