川越市は、(仮称)池辺公園整備について、現在ミカミアイエヌジー(川越市、電話049-233-1192)が計画地内樹林状況調査を委託して、業務を進めている。平面図などを作成する内容で、対象面積は約1・8ha。今後優先的に事業展開を図る。
池辺公園の建設地は、池辺と的場の各一部、八瀬大橋下流側の入間川右岸河川敷で、全体面積は、約40haとしている。不法投棄問題を解決するため、残された自然を生かした河川敷公園へと整備する内容。過去に砂利採集した所に、埋め戻しの際には建設廃材が処分された部分も多い。また、河川敷だが、大半が民有地となっており、土地買収も行う。
整備は、自然環境が豊かな部分には手をつけない方針。これは建設地が河川敷のため、工作物が設けられない事もあり、自然を残しながら、散策や軽運動に利用できるよう、園路や小規模広場の配置を見込んでいる。
3か年実施計画(17から18年度)では、17年度は基礎調査、用地取得および合意形成、18年度は基礎調査、工事、用地取得、19年度基礎調査、工事、用地取得を位置付けている。
環境調査は、財団法人埼玉県生態系保護協会(さいたま市、電話048-645-0570)が担当。15年度には、土質コンサルタント埼玉営業所(さいたま市、電話048-886-6147)が地質調査業務を担当。内容は4か所のボーリング調査。全深度は36m。また環境総合研究所(川越市、電話049-225-7264)が下水水質調査業務を手掛けた。