国立市はこのほど、清掃工場の解体設計を日本環境工学設計事務所(千代田区03-3265-0551)に委託した。今年度は設計と同時に厚生省との調整を進め、十二年度に解体作業を行う考えでいる。
清掃工場は谷保三一四三に位置する。敷地面積は約一、九〇〇㎡を保有。施設は昭和四十九年の築造で、建物面積は九六二㎡。九〇t炉一基を設置している。
市では当初、施設老朽化を考慮して清掃工場の建て替えを計画。七〇t炉二基設置を構想し今年度の着工を目指していた。しかし財政事情により計画を凍結、今年度からは多摩川衛生組合へ加入しており、清掃工場は解体することになった。
なお跡地利用については、土地を所有する清化園衛生組合(国立・府中・国分寺の三市構成)で今後協議を進めていく。