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村瀬組に職場いきいきアドバンスカンパニー

2016/11/02 長野建設新聞

松本市の村瀬組(村瀬直美社長)が、多様な働き方を導入・実践して職場環境の改善に取り組む「職場いきいきアドバンスカンパニー」に認証され、1日、同社で県中信労政事務所の佐々木高行所長から村瀬社長に認証が手渡された。

あいさつで佐々木所長は「去年7月からスタートしたこの制度も11月1日で37団体、中信では村瀬組さんで7社目となった。村瀬組さんは、非正規職員の正規社員化の制度導入と実践。さらに社員の事情に合わせ短時間労働制度を導入し離職を防ぐなどに積極的に取り組んでいただいた。今後、県のホームページ等で情報発信していきますので、他の団体の見本となりますよう今後もますます活動していってほしい」と期待した。

村瀬社長は「われわれ建設業は、3Kや5Kと言われ、非常に厳しい時代があった。何とかしたいと努力してきたが、本日、認証をいただき、こうしたイメージを少しは払拭できるのではないか」と喜んだ。続けて村瀬社長は「私たちは5~6年前から労働環境改善へいろいろ努力してきた。一つは、高齢化する社員の経験や高い技術力を引き続き活用できないかと考え、多年に渡って仕事ができる配置転換を行った。もう一つは若手技術者の育成で、自社で行う土曜日の勉強会や新入社員には海外研修に行かせた。こうした取り組みにより会社が明るく元気に、はつらつとなったような気がする」と早速出ている効果を披露した。

【写真=認証を手にする村瀬社長と社員ら】

認証を手にする村瀬社長と社員ら

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