白州町は、今年度に東京都東村山市からの受託事業として実施する「白州山の家」の建て替え工事を、近く発注する。工事の内容は、木造平家建て、延べ床面積一、〇〇〇㎡の規模となる同施設の本体一式。発注形態等の詳細は今後に決定するが、設備関係や土工も含めた一括になりそう。同建設費には当初予算と六月補正をあわせて二億二、五五〇万円を計上している。
改築が計画される同施設は、東村山市が同町横手地内の駒城小学校跡地(約一万五、〇〇〇㎡)に所有する市民保養施設。既存の施設は同敷地内にある同校の廃校舎を利用したもので、建築年数が古く、老朽化が進んでいる。このため、建物を管理している同町が東村山から受託し、施設の建て替えを実施する計画となったもの。
同準備作業として、今年一月から山形一級建築士事務所(甲府市)が進めていた詳細設計が先月までに完了。東村山市との工事の受託契約も締結されたことから、いよいよ本体工事が発注される段階となった。
改築により新設される建物は、木造平家建てで、自然に恵まれた周辺の景観に合わせた建物とする。延べ床面積には、約一、〇〇〇㎡を確保し、研修室や、簡易宿泊施設、室内運動などができる多目的アリーナなどをメーンに備える予定となっている。
さらに、同施設の外構部分には、今後の補正対応で工事費を追加計上し、遊具や広場等の整備も考えている。
















