学校法人昭和大学(東京都品川区旗の台1丁目5-8)は、富士吉田市上吉田地内で計画する富士吉田キャンパスの学生寮、食堂、5号館校舎の3施設増築(総延べ面積6860・97㎡)について、戸田建設(株)(東京都中央区京橋1-7-1)の施工で3月31日から来年3月31日までの工期で着工する。
富士吉田キャンパスは、同大学の医学部・歯学部・薬学部の新入生が1年間の全寮生活をおくる施設で、富士山麓標高900mに位置し、清涼な大気と美しい自然に恵まれている。また、グランド・テニスコート・野球場・ラグビー場、馬場など体育施設も充実している。
同増築は、Aブロックの校舎エリアとBブロックのグランドエリアで計画。
このうち、Aブロックで計画する5号館はRC造一部S造地下1階、地上4階建てで、建築面積583・75㎡、延べ面積1954・47㎡の規模。これにより、既存の7780・67㎡とも合わせ総延べ面積を9735・14㎡とする。
一方、Bブロックでは、学生寮と食堂をそれぞれ増築する。両施設規模は、RC造一部S造6階建てで、建築面積1063・55㎡、延べ面積4906・50㎡の規模。同増築により既存施設を含めた総延べ面積を2万834・25㎡とする。
これらの設計は、安井建築設計事務所(東京都千代田区平河町1-3-14)が担当した。