つくばみらい市の12月補正予算案が明らかになった。主なものでは、国の学校施設環境改善交付金の追加交付に伴い、伊奈東中学校の大規模改修工事に3億6696万3000円、中学校の非構造部材落下対策工事に1億4427万円を計上。いずれも次年度以降に計画していた事業だが、前倒しで予算を措置した。
伊奈東中学校(南太田254)では、大規模改修のため工事費3億6696万3000円と工事監理委託料1098万4000円を予算化。対象は管理教室棟(1985年築、RC造3階建て、延べ4950㎡)と特別教室棟(85年築、RC造平屋、225㎡)。外壁塗装や屋上防水のほか、フローリング研磨や廊下の塩ビシート張り替えなどを行う。発注は来年度になりそう。
中学校の非構造部材落下対策工事は1億4427万円で、対象は伊奈中、伊奈東中、小絹中の体育館および武道場と谷和原中の体育館。概要は、照明器具とバスケットゴールにワイヤーを取り付けたり、ガラスに飛散防止フィルムをはる。発注は同じく来年度となるもよう。
そのほか土木費で、維持補修工事に500万円を措置。8月18日の豪雨で崩れた法面の補修などを6カ所で行う。
一般会計は5億975万円を追加し、当初からの総額を222億9600万1000円とする。予算案を審議する市議会定例会は11月28日から始まっており、最終日は12月9日。