県産業労働部産業振興課は17日、雪冷熱を利用した住宅設計に係る公募型プロポーザルの審査を公開で実施。作品を提出した6社の中から、(株)グリーンシグマ(新潟市)を最優秀提案者に選定した。今後、同社に基本設計を委託し、3月末までに図面を作成する。
プロポに参加したのは、同社のほか▽パル設計(有)(上越市安塚区)▽(株)ナカムラ(新潟市)▽(株)福田組(新潟市)▽(株)本間組(新潟市)▽(株)丸山工務所(十日町市)。
同住宅は雪国新潟の特徴を活かした「雪冷熱エネルギー」を効果的に活用、かつ経済性を考慮した住宅の利用促進を図るためのモデルとするもの。
最優秀提案は、鋭角な屋根から雪を一定方向に自然落下させ、小型ロータリーで雪室に雪を貯蔵させる。雪冷熱設備は冷水循環方式(直接)。想定規模は敷地面積210・0㎡に高床式在来木造工法3階建て延べ188・80㎡(建築面積69・56㎡)で建設。概算工事費は約3914万円で、うち雪冷熱設備費が約427万円を試算する。
審査委員長を務めた室蘭工業大学の媚山政良助教授は講評で「最優秀作品にも欠点はあるが、改めて問題点を整理・議論し設計に入って頂きたい。他の作品もいずれも立派で長所・短所はあったが、課題を克服し一つの雛型となるものを考えて欲しい」と期待を寄せた。
















